2005年09月07日(水)
実家の父との万博 [愛・地球博]
実家の父は、開幕前後に一度万博に行ったきりだったが、それ以降は、もう充分だと言って興味を示さなかった。義母が買ったシニア券が、1枚だけ残っていたので、父にもう一度行かないかと誘ってみたところ、実は行きたかったけれど、今更言い出せずにいたらしい。
それを聞いて、二週間後の水曜日に行くことを決めた。水曜日は私が出掛けやすいことと、二週間あれば事前予約を拾ってあげられると思ったからだ。ところが、とんだ誤算だった。入れられたのは、三井・東芝を父ひとり分だけ。8月25日以降は、今までの経験通りには行かなかった。
当日は、恵みの台風だった。朝起きると、隣の家のトタン屋根が、バタンバタンと揺れていて、外に出るのがちょっと怖かった。折畳みイス二人分、雨がっぱ、雨傘、日傘、タオル、それに今日こそはお土産を買ってきたいので、カートを引いて行くことにした。朝のラッシュ時に、カート持参では迷惑が掛かるので、今日は車で行くことにする。
名古屋空港のパーク&ライド駐車場は、公式サイトでは8時開場になっているが、実際には7時10分頃に始発のバスが出て、普段だと5時台からバス待ちの人が並ぶらしい。この日は、7時頃家を出発して、駐車場には7時半過ぎに着いたが、大型バスが二台待っていて、一台目に私が乗り込むとすぐに、「22人です」の声でドアが閉まって、万博会場に向かって走り出した。
東ゲート前に並んだのが、8時10分頃。カートにビニールの袋をかぶせ、傘だけでは濡れてしまうので、自分も雨がっぱを着た。全期間券のゲートは、一列だけしかなかったが、一日券の列よりも少し短めだった。
30分ほど待つと、「本日は8時40分に開場します」とのアナウンスがあった。上手い具合に、その頃には雨は小降りになって、カートのカバーや雨がっぱは畳んで、傘のみでしのげるようになっていた。入場はスムーズで、早歩きで北ゲートに向かい、日立グループ館前に着いたのは9時ちょうどだった。歩いている途中、至る所でスタッフが、「本日の日立グループ館の整理券は終了しました」と大声で叫んでいた。
一般入場口の左寄りに、シニア、車イス、障害者の当日予約の列ができていた。悪天候のせいか、たいした人数ではなく、すぐに順番が来てしまう。シニア券がないと予約できないので、父に携帯で連絡を入れると、北ゲートで入場に手間取っているらしい。スタッフの一人に、「シニアはいつ頃なくなりますか?」と聞いてみると、「大体、1時間後にはなくなっていますが、今日はこんな天気なので、もっと残っているかもしれません」という答えだった。なんだ、結構余裕じゃない。
父が日立館前に着いたのは、9時20分頃だった。シニア当日予約の列には、父だけが並んで、私の入場券は必要なかった。取れた日立の予約は、14時〜14時30分集合分。事前予約してあった、三井・東芝とは、1時間ちょっとしか離れていないが、2時間ルールは適用されないとのことだった。当日予約は、一人一件しか取れないと思っていたのだが、それなら早く着いた私は、三井・東芝の当日予約も狙えたのではないか。(時間的に、父と同じ時間帯は無理だっただろうが…)
次に父が観覧希望していた、マンモスの整理券を取りに行った。シニア枠の整理券は、並ばずに貰うことができたが、12時集合のものになってしまい、三井・東芝の事前予約とカブるので、一般向け整理券配付の列に並び直した。5分ほど並んで、10時集合のブルーホールの整理券を受け取り、10分ほど待っただけで、入場が開始された。この頃には、雨はすっかり上がって、強めの風が心地よかった。
グローバルハウス/マンモス観覧後、軽く食事をすることにした。父が、珍しい外国の食べ物がいいと言うので、コモン6で、ロティーチャナイ(マレーシア館)と、ワニロール(オーストラリア館)を買って、昼間からビールを飲んだ。
12時20分集合で、13時15分頃まで、父に三井・東芝館を観覧してもらった。一人で行かせるのは、本当に申し訳なかったが、どうしても時間を合わせることができなかった。待っている間に、お土産のお酒を買い込んだので、カートはぐっと重くなった。
父と合流した後は、コモン1で、インド館、ネパール館、スリランカ館、中国館と、並ばずに入れるパビリオンを回った。
14時からは、一緒に日立グループ館を観覧した。14時から14時30分集合と言われると、シニアや障害者は、早めの14時には集まってしまうらしく、我々の前後には高齢者や車イスの人が多かった。プレショーでも、ひとつひとつの説明をゆっくり読んで、車イスで通路を塞ぐ人もいて、列はなかなか先へ進まなかった。プレショーの後半で、スタッフの人が「順番はご自由にお進みください」と、いつもとは少し様子が違うのを感じた。
端末を返却して、その先を見ると、誰も人がいなかった。父を促して、メインショーに急ぐと、ライドに次に乗り込む人しかいなかった。私たちが乗ったライドは、●が私と父で、その後は空席になっていた。勿体ない。どれほどみんなが、必死になって、日立グループ館の予約や整理券を取ったことかと思うと、空席のライドを走らせたことは、残念で仕方がない。
×× ○○ ×× ○○ ×× ○○ ●● ○○
ほとんど説明も聞かずに、ライドに乗ってしまったが、父はときどき声を上げ、とても楽しんでくれたようだった。次の希望を聞くと、ヨーロッパ等の外国館を見たいというので、IMTSでエキスポドーム駅まで移動した。
いつの間に、こんなに人が増えてしまったのか、コモン4はどこも長い行列ができていた。チェコ館のレストランで、美味しい黒ビールとお料理をいただいて、その後、ロシア館やイギリス館を観覧した。
帰りのIMTSは、待ち時間が40分以上になっていたので、ゆっくり歩きながら、北ゲートに戻ることにした。空いているパビリオンはほとんどなかったが、イベントスペースで民族舞踊を観たり、ループ上から愛・地球広場を眺めたり、万博のお祭り気分は味わうことができた。
外国の珍しいものを食べたので、さっぱりしたものが食べたくなり、最後に「ビュッフェながくて」で冷やしきしめんを食べてもらった。日が落ちて、徐々に夜景になりつつある会場を眺めながら、北エントランスのイスで休憩した後、父を北ゲートに見送った。
私の万歩計によると、18,000歩ほど。78才の父は、よく歩き、よく食べ、よく飲んだと思う。まだまだ長生きできそうだ。
Posted by 純子ママ at 22時00分
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